どうもヒトリベです。
新生活が始まり、新しい会社で勤務を始めた人や部署に配属された人が多くいらっしゃると思います。
夢と希望を抱いて仕事を始めたものの、「この仕事は自分に合っているのだろうか?」と、思い始めている人も多いと思います。
新卒で就職活動している時って、正直仕事内容なんか詳細に理解していない。
私も新卒で入社した会社で、入社数か月で同じような感情を抱きました。
なぜ仕事が向いていないと感じるのか
失敗、評価そしてプレッシャー
仕事が向いていないと感じる時に、何が最もあなたを苦しめているでしょうか。
「仕事で失敗してしまった。」
「周囲から向いていないと評価されていそうだ。」
「期待が高く、プレッシャーに押しつぶされそうだ。」
たいていは上記のような考えがきっかけで、向いていないと感じているはずです。
確かに仕事には向き不向きがあります。
「細かい作業が多く、集中力が高く、手先の器用な人が向いている。」
「お客様との交渉やクレーム対応が多く、精神的に強い人が向いている。」
「複雑なデータを整理するので、PC操作に慣れていて、分析する力が高い人が良い。」
仕事内容によっては、到底自分にはできそうにないと感じてしまうかもしれません。
こうした仕事自体に求められる向き不向きに加えて、環境が要因となる場合があります。
「仕事で失敗するとひどく叱責される。とても仕事に向いていると思えない。」
「周囲の人は簡単に仕事をこなして評価されている。私はいつまでたっても評価されない。」
「上司は私に高い期待を寄せていて、いつも期待しているよと言ってくる。」
上記の観点は純粋な仕事内容には関係のないところで、仕事が向いていないと感じています。
仕事が向いていないと感じる時は、失敗や評価、プレッシャーなども影響しているのです。
フィルターを通した見方
こうした純粋な仕事内容には関係のない考え方は、「フィルターを通した見方」に因るものです。
本当は仕事内容に向いていないわけではないのに、周囲の余計な環境のせいで仕事に向いていないと感じてしまう事があります。
これは仕事が向いていないのではなく、職場の環境に対して不満があったり、職場から過度な期待を向けられていたりしているだけです。
自分の思い通りに進められていれば、こうしたフィルターはないはずです。
しかし、組織で仕事をする以上は自分の意志だけで物事を進めるわけにはいかず、失敗や評価やプレッシャーの中で、フィルターを通した見方で自分の仕事を見てしまうことになります。
趣味でやっていたけど、仕事にするとうまくいかないと言いますが、趣味は自分の思いで自由にできる部分が多い一方で、仕事は自分の思うままにできない不自由さがあるからです。
では、「仕事は向いていない」と感じた時に、どう対処すればよいのでしょうか。
仕事が向いていないと感じた時の対処法
向いていないなら、そのうち辞めよう
まず、軽い気持ちで考える事です。
組織の一員として働いている中では、責任をもってその仕事に取り組む必要がありますが、自分の仕事に過度に向き合う必要はありません。
逆に言えば、最低限の仕事さえして、他の誰かがその仕事を仕上げれば組織にとっては問題ありません。
もし、あなたが職場に配属されたばかりで、仕事に向いていないと感じても、深く考えずに、与えられた事を一つ一つやるだけでよいのです。
向いていても向いていなくても、失敗しても失敗しなくても、誰かがフォローします。
組織とはそういうものです。
厳しい話ですが本当に向いていないのなら、別の部署に異動させられます。
それで良いのではないでしょうか。
仕事に向いているか向いていないかは、あなただけが判断する事では無く、上司も判断しています。
向いていないのに同じ仕事をずっと続けさせるのは勿体ないことです。
キャリアは後からついてくる
異動を繰り返してはキャリアがいつまでたっても形成されない。
そう感じる人もいるかもしれません。
しかし、キャリアは後からついてくるものです。
多くの部署を渡り歩いたからこそ、会社の全体像が良く分かり、新たなキャリアの道が拓けるかもしれません。
キャリアを形成することに固執して、同じ部署に長く居続ける必要はありません。
「異動を命じられてもいいや。その時はやっぱりこの仕事向いていなかったと思おう」
それくらいの軽い気持ちで、考えておくと、今の仕事に向いていないかと過度に悩む必要はありません。
辞める前に行動する
「異動も命じられず、同じ部署で燻っているのが嫌になってきた。」
そう思って退職を決意するのは、私は良いことだと思います。
しかし、考えるべきは今がその適切なタイミングかどうか?です。
「そのうち辞めよう」で深く考えずに、とりあえず与えられた仕事をする。
これで良いのですが、それでも我慢の限界で転職を考えた時です。
そんな時でも、すぐに辞めずに転職活動を開始することをお勧めします。
突発的に辞めると、辞めた後が大変です。
辞める前に出来ることを、給料がもらえている今のうちにやるべきです。
異動を願い出る。転職サイトに登録する。転職エージェントに登録する。
いくらでも出来る事はあります。
ただ仕事が向いていないと思うから→辞めます
という短絡的な思考ではなく、もっとやるべきことをやってから辞めるべきです。
それでも今すぐに辞めたい?―原因を探そう
本当に仕事が原因か
それでも、仕事に行くのがつらい。今すぐに辞めたい。そう感じる人もいるでしょう。
私もそういう時がありました。
そんな時は休めるなら休んでください。
緊張が続き、正常に判断が出来なくなっている可能性があります。
そして、本当にその仕事に向いておらず辞めたいのか、職場環境が原因で辞めたいと感じているのか、正確に判断する事が大切です。
辞める原因を放置してしまうと、後々自分の中にモヤモヤが残ります。
そして転職活動で必ず聞かれる質問「なぜ辞めたのですか?」に答えられなくなります。
自分の中できちんと理由をつけて、整理してから辞めるべきです。
ただし、精神的に追い詰められている。いつも悲しい気持ちになる。などの症状があれば
すぐに医療機関を受診し休養を取ってください。それからまたゆっくりと考えていけば良いのです。
原因分析に有効なマインドマップ
仕事を辞めたい理由が明確でなければ、マインドマップを使って感情を整理してみることをお勧めします。
ステップは以下の通りです。
- 仕事中に感じた感情を全て紙に書き出しておく。
- 「仕事」という単語を大きな紙の真ん中に書き、そこからイメージされるジャンルを書いていく
例;スキル、経験、将来性、失敗、成功、評価、人間関係など - そのジャンルの先にさらにイメージされることを書き足していく。
マインドマップの詳しい作成方法は、マインドマップで検索すれば沢山出てきますので参考にしてください。
ポイントは「感じたことを全て書き出すこと」です。
マップに正解も不正解もありません。
ただ、自分の感情を吐き出す容器だと思って、すべてを書き出して下さい。
そこで書き出したものが最も多いジャンルが、あなたが仕事に求める最も大きな要因です。
その要因が本当に仕事内容そのものか、職場の環境などに起因する物か見極める必要があります。
いかがでしたか?仕事が向いていないと感じる原因とその対策をまとめました。
参考になれば幸いです。
向いていないと感じる時の対策まとめ
そのうち辞めると軽い気持ちで考える
キャリアは後からついてくる、深く考えない
いざ辞めるなら、辞めたい原因が本当に仕事なのか考える
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