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新しい職場に馴染めないと感じるあなたへ【その原因と対策】

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どうも!ヒトリベです。

コロナウイルスの影響が多くの分野で見られますが、
新入社員や新しい職場の慣れない環境で大変な思いをされている方も少なくないでしょう。

特に新入社員は社会人1年目で、まだまだ会社という特殊な環境に馴染めない方が多いはずです。

私も新しい職場に馴染めず、辛い日々を過ごした経験があります。

その経験から、新しい職場に馴染めないと感じている人の参考になればと思い、職場に馴染めない原因と対策をまとめました。

一人でも多くの人が生き生きと働けるように、参考になれば幸いです。

 

職場に馴染めない原因

慣れるには時間がかかる

どんな一流のスポーツ選手も初めは初心者です。

もちろん才能、体格、センスは重要ですが、何よりも費やした時間と努力です。

初めから全てを完璧にこなせる人間はいません。

仕事でも全く同じことが言えます。

もちろん、学生時代の専門性や、体力、ビジネスセンスは重要ですが、何よりも職場で学ぶリアルなケーススタディが大切です。

当然、職場の先輩は何年もそれを重ねてきたので、出来るように見えるだけです。

どんな仕事にも、「誰でも出来る」というものはありません。

誰でも出来るように見せるのが仕事であり、経験を積んだからこそ出来る技です。

職場に配属されて、いざ業務を開始すると自分は仕事が出来ないのかも…と思うのですが、そうではありません。

実際に出来ないのです。出来なくて当然です。

雑音が気になる

最初は誰もが初心者で、何も分からないのが当然なのですが、悲しいことに初心を忘れている先輩は沢山います。

「自分は最初から出来ていた。」

「1年先輩のAさんはもっと出来ていた。」

そうした雑音は、少なからず聞こえてきます

どんなパフォーマンスをしても、必ず聞こえてきます。

そんな小さな世界でしか比較が出来ず、大きな視野が持てない人たちの小言です。

本来は、「いかに効率よく新人を鍛えて、戦力にするか」を考えるべき先輩たちです。

小言を言う暇があったら、「教えろ」、「仕事しろ」であります。

でも新しい環境に飛び込んだ身としては、周囲の反応が気になるのは仕方のないことです。

失敗を恐れる

小言が気になるので、失敗を恐れて、仕事をするのが怖いと感じるようになります。

失敗を恐れると、普通のコミュニケーションが取れなくなります。

過度な「かもしれない」が脳を支配し、せっかくの良い出来の仕事も提出が遅れ
結局「いつまでかかっているんだ!」と評価されてしまいます。

いつも失敗を恐れるので、いつまでたっても本当の失敗が出来ないのです。

失敗が出来ないので、成功も出来ず、いつまでたっても仕事に馴染めずツライ思いをしてしまいます。

比較してしまう

前の職場、隣の職場

隣の芝は青く見える物です。

「前の職場はもっと雰囲気が良かった」

「隣の部署はもっと効率的だ」

人は何でも比較したがる生き物です。

それが会社の中でチームという明確な区分があるとなおさら明確です。

比較すると、改善点が見えて良い点もありますが、同時に不満を生みます。

不満ばかりが蓄積すると、いつまでたっても職場に対する負の感情が消えません。

比較するのは止めよう止めようと思うほど、目立って目について仕方ないのです。

昔の自分、今の自分

成功体験は自信に繋がりますが、挫折に繋がる場合もあります。

昔の自分ならこんな事は簡単にできた。昔はもっとすぐに人と馴染めた。

特に、新卒入社の新入社員は「挫折」など味わった人はまず居ないはずです。

にも拘わらず、大学、アルバイト、サークル、インターンシップなどの少ない経験と比較してしまいます。

これは仕方のないことです。

昔の自分に自信があることで、就活を勝ち進んでやっと掴み取ったのですから。

しかし、よく考えて下さい。

何かを比較するときは、前提条件や周辺環境を同じにするべきです。

仕事は大学やバイトやインターンシップとは、全く異なるものです

小さい世界

職場は本当に小さい世界です。

しかし、そこに馴染むというのは、簡単なことではありません。

職場の内部ルール、人間関係、ルーティン、暗黙の了解、勝手なヒエラルキー

どれも、小さい世界だけのちっぽけな話です。

しかし、配属されたてのあなたにとっては、たった一つの世界です。

その小さい世界にずーっと集中していると、余計な物ばかり目に付きます。

本当の自分をだんだんと見失い、自由に生き生きと仕事が出来ないのです。

そして馴染めない。

でも、気づいてください。

ひとたび職場を離れると、あなたの周囲で働く同僚はただのオジサン・オバサンです。

馴染むための対策

焦らない

「大器晩成」大変素晴らしい四字熟語です。

最初は誰だって初心者です。最初から自分にハードルを課す必要はありません

しかし、焦らないでといっても、焦ってしまうものです。

そこで、焦らない為に、お勧めのルーティンを一つご紹介します。

「確実に実行出来るとことを一つ決めて、それを実行する。」

これだけです。自分が今できることを一つだけ決めるのです。

「必ず全員に挨拶する」「必ず昼食の発注をする」「必ず日誌をつける」など、どんなことでも良いです。

よくありがちなのが、「出来ていない事を書き出して、その一つに挑戦する」というものですが、焦っている時にはより焦るだけなので、お勧めしません。

自分が必ず出来ることを毎日繰り返し必ず実施する。

そのうち、効率が良くなり、出来る事が一つ増え、また一つ増えと成長します。

出来ない事は中々出来ないのですから、毎日挑戦しなくても良いのです。

そのうち出来る時が来ます。

雑音は無視する

周囲は必ずあなたを見ています。そして、評価しています。

しかし、その評価は職場という小さい世界の中だけのものです。

人間の価値は、仕事だけでは決まりません。

残念ながら仕事が全て、役職が全てと思っている方々が多いのですが、気にしないで下さい。

人間の本当の価値は、人間には測れません。

歴代の偉人を見ると、ほとんどの人が同じ時代に生きた人々に酷評された人々です。

あなたの価値は現代の人間には分かりようがありません。

ですから、人からどう思われているか、何を言われているかは気にしないでください。

所詮、職場の中だけの話です。定年が来たらただの老人。

職場を離れれば赤の他人です。

では、ありがたいアドバイスと雑音を聞き分ける良い方法は無いでしょうか?

残念ながら私もまだその方法を知りません。

人は固定観念やポリシーを簡単に捨てられません。

しかし、そのうち出来る事が多くなり、仕事を進めていくと「あぁあの人が言ってたのはこのことか」と気づくはずです。

そこで、あなたにとって本当に為になる人と、そうでない人が分かるはずです。

まずは、あなたが自分の為になると思った人の話だけ聞いてください。

職場に馴染めば、もっとオープンに沢山のアドバイスが貰えるのですから。

過度に期待しない

「職場に信頼し、尊敬できる人が誰もいない。」

「無茶な仕事ばかり押し付けられて本当につらい。」

新しい職場ではこう感じることも多いと思います。

これは過度な期待に因るものです。

実は、周囲から見れば普通である可能性もありますし、実際にその場合が多いのです。

過度に期待すればするほど、少しでも理想を下回ることがあると不満を抱いてしまうのです。

これは非常に勿体ないことです。

過度な期待は過熱と落胆を生み、持続可能性がありません

そうならないためには、「目標を持たないこと。持たせないこと。」です。

「高い目標を掲げろ!」「明確で測定可能な目標を!」と押し付けられますが不要です。

目標シートには適当に記入して、提出してください。

どうせ、評価されるのは思いもよらない功績や偶然に売上に繋がった実績だけです。

会社とはそういうものですし、そうあるべきです。

なんせ周囲の環境は常に変化し、先が読めない時代ですから。

自分に期待し高い目標を決めても、社会情勢や職場環境は常に変化するので無意味です。

周囲や自分自身に過度に期待せずに、朝一番に、「今日はこれだけはやろう!」と自分に課すことです。

そのたった一つのことも出来ない大人がたくさんいるのですから、それだけ出来れば立派です。

自分や職場に過度に期待せず、出来ることに集中すれば、いずれあらゆる事が出来るようになっています。


 

いかがでしたか?少しでも参考になれば幸いです。

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